高度人材ポイント制簡単攻略!さくっと計算してみましょう!
日付:2016年1月7日
まずはどの高度人材(高度専門職)に該当するかチェック!
ポイントの計算をする前に、まずは、
雇用している外国人従業員やこれから採用する外国人従業員が行う業務が
どの在留資格の活動に該当するかチェックしましょう。
在留資格 | 該当する主な在留資格の活動 |
高度専門職1号イ | 「教授」「研究」「教育」など |
高度専門職1号ロ | 「技術・人文知識・国際業務」(※)「企業内転勤」「教授」「芸術」「報道」「経営・管理」「法律・会計業務」「医療」「研究」「教育」「興行」「宗教」「技能」など |
高度専門職1号ハ | 「経営・管理」「法律・会計業務」「興行」など |
※「技術・人文知識・国際業務」のうち「国際業務」を除く。国際業務とは、翻訳・通訳、語学教師、デザイナーなどをさします。
該当するものが見つかりましたか?
高度専門職1号ロとハに該当する場合は、年収が300万円以上であることが求められます。
これもクリアしていますか?
そしたら次はいよいよポイントの計算です。
コレを使えば一発!ポイント計算表
入国管理局のサイトにポイント計算表(エクセル)が掲載されています。
これをダウンロードしてみてください。
イ・ロ・ハ別にシートが分かれていますので該当する在留資格のシートを選択します。
その後、項目ごとに、外国人の方が該当するチェック欄にポチっとチェックを入れていきます。
すべてチェックし終わると、自動的に合計ポイントが計算されます。
下記の設定で計算してみました。
・日本の大学院を卒業後、日本企業で働いている(ロに該当)
・勤続6年目の32歳で年収500万円
・日本語能力検定N1合格者
合計80ポイント!見事70ポイントを超えてきました!おめでとうございます!
あなたは高度人材(高度専門職)ビザの申請の対象です!
上の表のように日本の大学・大学院を卒業していると
ボーナスポイントをもらえるので70ポイントに届きやすくなります。
高度人材というとハードルが高そうな印象を受けますが70ポイントのハードルはそこまで高くないです。
うちの従業員、もしかしたら高度人材かも?と思われたあなた。
一度ポチポチッと計算してみてください!
監修
行政書士法人GOAL 柏本 美紀
神戸大学国際文化学部卒業後、大手電機メーカーにて海外営業・マーケティング業務を経験。
育児休業中に行政書士資格を取得し、2015年12月に独立。
開業当初から入管業務(ビザ申請)に特化し、現在では年間500件以上の相談、100件以上の申請を行う。
神戸大学国際文化学部卒業後、大手電機メーカーにて海外営業・マーケティング業務を経験。
育児休業中に行政書士資格を取得し、2015年12月に独立。
開業当初から入管業務(ビザ申請)に特化し、現在では年間500件以上の相談、100件以上の申請を行う。