【続報】永住権が最短1年で取得可能?!日本版グリーンカードとは?
日付:2017年1月18日
以前、「外国人の永住要件が緩和される方針が打ち出されました!」のページで
高度専門職ビザを持つ外国人の方の永住要件が緩和される内容についてご紹介しました。
お待たせしました!その続報です!!!
法務省は、日本への在留期間が最短1年で永住権を認める制度を
なんと2017年3月から実施する方針を決めた、とのこと。
通常の永住権は10年の日本居住歴が必要なので、1年で永住権が認められるのは驚きです。
ただし、高度専門職ビザを持っている方が対象で、獲得ポイントによって
1年で認められるケースと3年で認められるケースがあります。(予定です。)
1年で永住権が認められるケース:80ポイント以上
3年で永住権が認められるケース:70ポイント以上80ポイント未満
「大学ランキングの上位校を卒業」(10点)、「国内で経営している事業に1億円の投資」(5点)
といった新しいポイントが加算される方針ですので、現在80ポイントに満たない方でも
新しいポイント制で計算し直してみれば点数が変わってくる可能性があります。
例えば、下のような人が80ポイント獲得(=日本居住1年で永住権が認められる)と想定されます。(あくまでも例です)
30歳~34歳 | 10点 |
年収600万円 | 20点 |
修士号取得者 | 20点 |
職歴3年 | 5点 |
日本語能力試験N1合格 | 15点 |
大学ランキングの上位校を卒業 | 10点 |
合計 | 80点 |
新しいポイント制や具体的な要件などはまだ決まっていません。
この報道が出てからありがたいことにお問合せの数がグッと増えたんですが
まだまだこれからの制度ですのでハッキリとお答えできず申し訳ありません。
引き続き、高度人材の永住要件については情報アップしてまいりますね~(^^)/
永住権については、居住歴以外にもいろいろ要件がありますので、高度専門職ビザをお持ちで
永住申請をお考えの方は、他の要件も今のうちにチェックしておいてください!
※永住権の条件について知りたい方はこちら→日本で永住権が欲しい方必見!「永住」ビザの基礎知識
※永住申請サービスの料金、流れはこちら→永住ビザ申請コース
神戸大学国際文化学部卒業後、大手電機メーカーにて海外営業・マーケティング業務を経験。
育児休業中に行政書士資格を取得し、2015年12月に独立。
開業当初から入管業務(ビザ申請)に特化し、現在では年間500件以上の相談、100件以上の申請を行う。